エレキギター初心者の方で挫折しない、
エレキギターの始め方を説明していきます。
エレキギターを始める方の入門講座です。
今回は「ミュート」です。
以前ブリッジミュートを紹介しましたが
今回は弦を押さえる側でのミュートを紹介します。
エレキギターは「鳴らすより鳴らさない方が難しい楽器」だと言われます。
弦を1本鳴らしたいだけなのに、
他の弦が勝手に鳴ってしまうからです。
すなわち「1本だけ鳴らすのに5本ミュートする必要がある」わけで、
7弦など多弦ギターでは鳴らしたくない弦がどんどん増えていくことになります。
極めるにはそれなりの練習が必要ですが、
練習を重ねていけば、きっとできるようになります。
なお、ちょっと弦高を上げておくと、不要弦のミュートはしやすくなります。
しかし上げすぎると弦を押さえるのに力が要ったり
弾きにくくなりますので、自分に合った調節を。
私の場合の各弦のミュートの仕方を説明します。
6弦5フレット、5弦7フレットのパワーコードの場合。
1弦から4弦を赤丸で囲んでいる小指と人差し指でミュートしています。
5弦5フレット、4弦7フレットのパワーコードの場合。
6弦を人差し指の赤丸で囲んでいる指先で、
1弦から3弦を赤丸で囲んでいる小指と人差し指でミュートしています。
4弦5フレット、3弦7フレットのパワーコードの場合。
6弦を中指の赤く囲った部分で、
5弦を人差し指の赤く囲った先の部分で、
1~3弦を小指と人差し指で。
このようにミュートしなくては、余計な音が出てしまいます。
パワーコードだけでは無く、ストローク、ソロ、
あらゆる場面でミュートが必要になります。
これがエレキギターの難しくて、永遠の課題とも言えます。
ここで挫折しないように、キチンとミュートしながら
弾けるようになりましょう。