大坂なおみ バイン・コーチとの関係は破綻していた

スポンサーリンク

女子テニスで、18年全米、19年全豪を制し、

アジア勢初の世界1位となった大坂なおみ(21=日清食品)が12日、

サーシャ・バイン氏(34)とコーチの関係を解消したことを、

ツイッターで明らかにした。

大坂は「皆さん、この先、サーシャとは一緒に仕事をしません。感謝とともに、

彼の将来がベストであることを祈っています」とつぶやいた。

これに対し、バイン氏も「ありがとう、なおみ。今後もベストだけを尽くしてほしい。

自分をチームの一員にしてくれてありがとう」と返した。

大坂のマネジメント会社IMGの担当者によると、大坂本人の意思だという。

世界1位になり、課題だったメンタルの部分では大きく成長できた。

今後、将来を見据えたときに、技術的な課題であるネットプレー、

第2サーブの改良など、ステップアップをしたいということらしい。

すでに、今年に入って、バイン氏との関係は破綻していたという。

4大大会2大会連続優勝を果たした今年の全豪では、

バイン氏との練習時間が15~20分ほどと短かった。

準決勝をセンターコートで戦った24日の同コートでの事前練習では、

約10分で終了。いつも練習後に行うバイン氏のアドバイスも振り切ろうとしたことがあった。

また、練習を予約したコートに現れずに、違う場所で練習していたこともある。

次のコーチは、すでに昨年から数人の候補に打診中。

ただ、次週のドバイ選手権には、コーチなしで挑む可能性が高い。

また、バイン氏以外の、シラー・フィジカル担当らはスタッフとして残るという。

バイン氏は、6年間、4大大会23度の優勝を誇るセリーナ・ウィリアムズ(米国)との練習相手を務めた。

その後、元世界女王ウォズニアッキ(デンマーク)らの練習相手となり、18年から大坂のコーチに就任した。