エレキギターを始めるに当たって必要な物 エフェクター編 その2

ギター
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増幅・歪みの付加

楽器を繋ぐアンプの種類・音量設定などにかかわらず、電気的に増幅したり、

その結果任意で歪んだ(ひずんだ)音色を得るもの。

回路方式・使用素子の種類は多種多様で、

真空管、各種トランジスタ、IC(集積回路)などが用いられる。

歪みを得る目的のエフェクターである「ファズ」「オーバードライブ」

「ディストーション」の分類で明確な範囲決め・定義はあいまいである。

ブースター

楽器からの信号を楽器用アンプに入力する前に

電気的に増幅(ブースト、boost)し、

より大きな音量を得るもの。

ソロの時に使ったりする。

ファズ

倍音が著しく強調され、調整によって耳に刺激的、

あるいは濁った音色を得るもの。

オーバードライブ

入力側から過大な入力電圧を加えるか過大増幅になったとき、

アンプの限界で飽和し、出力音が歪んでしまう(オーバードライブ overdrive 元は‘酷使’の意)。

意図的にこの状態を作り出し、歪んだ(ひずんだ)音色を得るもの。

一般的にこの歪みは温かみのある音になる。

ディストーション

一般的にオーバードライブに比べて、

より荒々しく硬質で深い歪みを得るもの。

一般的にハードロックやヘヴィメタルの音作りに使われる。

真空管シミュレーター

特定モデルの増幅真空管の周波数特性およびサチュレーションと

呼ばれる真空管独特のコンプレッサー&歪み効果を

デジタル回路でシミュレートしたもの。

主に単体では使われずアンプ・シミュレーターに組み込まれていることが多い。