私の体験談

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ちょっと話はそれますが、私もうつ病、パニック障害、抑うつ神経症の患者です。

発病したのは25歳の時、SE&プログラマーをやっていたのですが、

かなりのブラック企業で、1週間出張で1日の睡眠時間2~3時間は当たり前、

残業手当はつかないという昔風の企業でした。

25歳の時に、朝8時出勤~夜12時退社の16時間労働を休み無しで3ヶ月続けました、

その最中には疲れているとは感じていたのですが、まだ症状はありませんでした。

発病したのはそのプロジェクトが終わって2週間ほどしてからでしょうか、

今度は逆に定時に帰るような暇になってしまったのです、

季節の変わり目の春の出来事でした、後頭部に電気な様な物が走り

気分が悪くなりました、そして食欲が無くなりました(食べでも全部戻してしまう)

睡眠障害、1週間以上1時間も眠れない、呼吸が自然に出来なくて、

眠ったらこのまま死ぬんじゃないかという不安、眠りに就こうとする瞬間

気絶するような感覚に陥り「はっ!と目が覚めてしまう」、

すぐに総合病院に受診に行きましたが、身体には異常は無いと言われ

薬さえ貰えず、10カ所近く病院を1年間彷徨いました。

その間にもうつ病は進行し、パニック障害も併発していました。

うつ病とパニック生姜の併発は多い例かと思います。

パニック障害の症状としては「ある条件を満たすとパニックを起こす」

パニックは人により症状も違うと思われますが、

・呼吸が出来なくなる

・過呼吸になる

・急に身体が熱くなる

・その場から逃げ出したくなる

・急な頭痛など

その他にも多々有ると思います。

私の場合のパニック障害を引き起こすある条件とは

・人の多い場所に行ったとき(冠婚葬祭やコンサート)

・公共の乗り物全般に乗ったとき

・コンビニやお店でレジに並んでいるとき

・他人と食事するとき

・車を運転しているときに赤信号などで停車しているとき

・会社での会議等

その他もあり、完全に日常の生活に支障が出ていました。

うつ病での症状で1番辛かったのは、漠然とした強烈な

不安感と恐怖感。これは普通の感じとは違い、

病気になった人にしか分からない強烈なものだと思います。

毎日「死にたい」と思っていました、

ですが、死にたくても行動に起こせないほど症状が酷いのです。

うつ病の患者の自殺率はこの最悪の状態では無く、

少し良くなってきて「行動を起こせる」状態の方が危ないのです。

25年前の私は幸い自傷行為なども無く、心療内科での薬が効き、

会社での仕事は出来ませんが、大分良くなりました。

・薬はデパスなどのトランキライザー(安定剤)

・パニック障害の薬

等の薬を大量に投与され、そこから現在の規定の最大投与量まで

減らすのが、禁断症状と離脱症状との戦いでした。

自分に合った医師と薬を探すのは大変な場合も有りますが、

結果をすぐに求めず、探していくのが大事だと思います。