日産自動車のカルロス・ゴーン氏が金融商品取締法違反容疑で逮捕

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日産自動車の代表取締役会長カルロス・ゴーン容疑者(64)が

報酬を約50億円過少に申告したとして、金融商品取引法違反容疑で逮捕された。

日産自動車代表取締役のグレッグ・ケリー氏も東京地検特捜部に逮捕されました。

ゴーン会長が海外の子会社に高級住宅を購入させた上で提供を受けていた疑いがあることがわかった。

東京地検特捜部はこうした費用も役員報酬にあたるかどうか調べているとみられる。

ゴーン氏は、経営危機に陥った日産にルノーから派遣され、

1999年に最高執行責任者(COO)、2000年に社長に就任。

01年6月から社長兼CEOとなり、日産の再建を進めた。

05年にはルノー社長にも就いた。

16年には、燃費不正問題の発覚をきっかけとした三菱自動車との提携を主導し、

16年12月に三菱自会長にも就任した。

この逮捕により日産は22日に、三菱は20日にそれぞれ予定する取締役会で

ゴーン氏の会長職解任を提案する予定であることをあきらかにしています。

東京地検特捜部の話では、ゴーン会長らは過去5年間の報酬額を実際の

99億9800万円に対し約半額の49億8700万円しか申告していなかったとのこと。

他にもケリー氏の関与により、日産自動車の投資資金および経費を私的流用するなど、

不正行為が複数あったとしています。

日産の西川社長はこうした事実を社内調査で把握し、

不正はゴーン氏本人の主導で行われたうえケリー氏も深く関わっていたと説明。

「会社として断じて容認できない」としました。

また、このような問題が横行した原因について「ゴーン氏ひとりに権限が集中しすぎていることが問題」だとし、

長期政権による負の側面が肥大化してきたと指摘しました。

報酬の約半額の49億8700万円って、約99億貰っててこういうことするって

私にはちょっと理解出来ません。

ゴーン会長と言えば日産の社員を2万人以上リストラし、赤字から黒字のV字経営、

日産GT-Rを産んだ人としても有名ですね。

私は日産GT-RのNISMOに乗るのが夢です!

世界販売台数2位だった日産がこれからどうなるか、見守っていくしかないですね。