2019版!令和!梅雨は「うつ病」になりやすい

うつ病
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  • 誰でもなる可能性の有る「うつ病」

5月頃から梅雨にかけて皆さんの身近に「最近ちょっと気分が落ち込んで」、

「頭痛や不眠が続いて」というかたはいませんか?

近代ストレス社会と言われていますが、ルンドベック・ジャパンの

職場でのうつ病の影響調査結果によると2014年の調査結果で

世界16カ国(日本・英国・オーストラリア・南アフリカ・トルコ・

米国・スペイン・カナダ・フランス・デンマーク・

ドイツ・ブラジル・メキシコ・イタリア・韓国・中国)

にて2014年2月にオンラインパネルを使用して

実施した物です。

各国過去12ヶ月において従業員もしくは管理職であった

16~64歳の成人・約1万6,000人(16カ国合計)を対象とした

データがあります。

1位は英国で約27%、日本は10%で14位でした、

私の感想としては日本人はもっと上位に位置するかと思いました。

これは日本人がうつ病の症状があったとしても病院を受診する人が

少ないのも影響しているかと思われます。

  • うつ病になりやすい6つの業種

日本を象徴する現代病のうつ病

日本国内だけで100万人の患者がいるとされています。

日本の人口が1億2千万だとすると、どれだけの人がうつ病なのかが

分かると思います。

そして実はある種の職業に従事していると「うつ病」になる

リスクが高くなってしまうという結果が統計的に明確に存在しています。

■「うつ病」になりやすい職業とは

★医療関係

・救急病院や入院患者をたくさん抱える病院などでは

24時間体制でうごいているので、働く時間も長く不規則になりがち

・人の生死にかかわるというストレスも甚大なため、うつ病発症率が高い

・とくに研修医や勤務医がうつにかかる可能性は12人に1人とも言われ、

全体の平均よりも高い数値を出しています

★保育士

・ただ単純に子どもと遊んでいるだけと思われがちな

保育士ですが、実際はうつ病になりやすい職業でもある

・昔の託児所みたいに子を安全に預かるだけではなく、

やまほどある子の行事に追われる中、

保育の合間を縫ってのたくさんの研修会に勉強会、今求められている

・近年ではモンスターペアレントもいるので、精神的ストレスを感じやすい

・まじめで誠実で頑張り屋の保育士さんほどクレーマーの

ママ(モンスターペアレント)や先輩保育士さんとの

人間関係に悩み苦しんでいる

★介護職

・日々の介護は重労働ですし、夜勤などもあって時間的な拘束もきつい

・単に一人で黙々と作業をしていればいいという訳ではないので、

人間関係や仕事上のストレスから精神不安を抱える介護職の方も少なくない

・認知症などで意思疎通が難しい高齢者の場合、

どんなに誠心誠意尽くしても感謝してもらえず、

暴言、暴力を振るわれることすらある

★飲食店スタッフ

・デフレの波に揉まれ、低賃金・過剰労働・サービス過多が蔓延る外食産業

・下で働くバイト店員は言うことを聞かない、上からはノルマでガミガミ叱られ、

過労死、うつ、燃え尽き症候群などが多い

・賃金が安いわりに、毎日おびただしい数の客の要求に応えなければならず、へとへとになる仕事

・競争が激しいので、結果的に「低価格」や「長い営業時間」で

利便性を追求せざるを得なくなり、しわ寄せが労働者の長時間労働や低賃金化に繋がってしまう

★教師

・ラーメン店なら嫌な客に『代金はいらんから出て行け』と追い出すことができますが、

生徒や親を追い出すわけにはいかない教師は悲惨

・日中は授業で放課後は部活の顧問、その後も職員会議やテストの採点、次の授業の準備と大忙し

・担任などの仕事は、業務柄、ほかの同僚や上司などが肩代わりしにくく、

クラス運営の負荷は担当教員のみにかかりがち

・一部では、教師のうつ病発症率は一般企業の2.5倍とも言われています

★SE&プログラマ

・SEは特殊な知識を要求されるうえ、一度作業に集中すると

休みなくパソコンに向かうため、うつ病などのメンタル疾患に罹る者が後を絶たない

・昼も夜も室内にこもりっきりで作業をし続けていると日光を浴びる時間が激減し、

セロトニンが不足してうつ病を引き起こすようになる

・年功序列から成果主義へと移行し、以前なら想定できた10年先、

20年先のキャリアプランが全く見えなくなった

・あるデータによれば、ITエンジニアの2割が医師から

うつ病をはじめとする心の病であると診断されたことがある

 

という結果が出ています。

十分に健康に気をつけて、自分のストレス発散法を見つけ

「うつ病かも」と思ったときは、直ちに精神科、心療内科などを

受診し治る可能性の有る早いうちに「うつ病」対策をしましょう。

 

実は筆者の私も25歳の時、SE&プログラマをしており、

あるプロジェクトで1日16時間労働を93連勤し、

そのプロジェクトが一段落したときに張っていた気が緩んだのでしょう、

1週間後ぐらいに身体の不調が一気に出ました。

症状は後頭部のしびれ、痛み、違和感、こめかみの痛み、

ご飯が食べられない、食べても吐く、夜全然眠れない、

寝ようとすると気絶するような感じがして眠れない。

その他様々な症状があり、内科を1年間たらい回しにされ、

検査結果に異常はないと薬も出して貰えず、ホントに死ぬかと思いました。

当時は「うつ病」とかまだ浸透しておらず、内科の対応も杜撰でした、

今は精神系の病気も浸透してきて、病院に行きやすい状態になっています。

自分が「うつ病」かも?

と思ったことのある方は迷わず受診しましょう。