アメリカと北朝鮮の2回目の首脳会談について、
トランプ大統領は「北朝鮮と取引できる可能性はかなり高い」と述べ、
自信を示した。
トランプ大統領は3日に放送されたインタビューで
「北朝鮮は経済大国になるチャンスがあるが、核兵器を持っていては無理だ」と指摘。
次の米朝首脳会談で非核化の進展に向け、合意できる可能性があると自信を示した。
トランプ大統領「金正恩委員長とはとてもうまくやっている。米朝が取引できる可能性はかなり高いと思う」
また、大統領が交渉の材料にするのではとの懸念もある在韓米軍の撤退については、
「計画しておらず、議論したこともない」と強調。
ただ、駐留費用の点から「いつかはあるかもしれない」と含みを持たせた。
一方、3日、韓国に到着したビーガン北朝鮮担当特別代表は、
北朝鮮側と今週、実務者協議を行う見通し。ビーガン特別代表は、
完全な非核化まで経済制裁を維持するとしながらも、
アメリカの「相応の措置」について提案する考えを示していて、
米朝の溝を埋められるかが焦点となる。